2012.12.11
当店の屋号は登屋本店ですが、たまに本屋さんだと思って入店される方がいます。当店のさびしい雑誌コーナーを見て「本これだけですか本屋さんなのに」と言うお客さんが1年に1人ぐらいいます。それを言うなら書店でしょ。
その話とは関係ないのですが、最近読んだ本の話を一つ。「海賊と呼ばれた男」というガソリンスタンドの出光の創業者をモデルにした本です。そのなかで主人公が日本は太平洋戦争を石油の為に始めて、その石油がなくて負けたと語る場面があるのですが、燃料と食糧は最重要の戦略物資であることは間違いないと思います。この本を読むと、太平洋戦争の敗戦後、資源のない日本の政治家が原子力発電を推進したのもわかる気がします。でも、3.11後の今はたしてそれでいいのか考えさせられます。
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